雪道や凍結した路面では、スタッドレスタイヤの威力は発揮されません。
スタッドレスタイヤにはいくつかの種類があり、それぞれ性能に違いがあるので、使用する環境に応じて使い分けることが重要です。
例えば、気温が低くても雪が少ない場所では、アイストラクションが高いタイヤが好まれます。
一方、積雪量は多いが気温が高く、路面が濡れたりぬかるんだりする地域では、ウェットトラクションが優先されることがあります。
同様に、圧雪された路面を頻繁に走行する場合は、スノーコントロールが特に重要です。
逆に、降雪がほとんどない場所や全くない場所では、ドライ性能に優れた最も燃費の良いオプションが最適な選択となる可能性があります。
最後に、スタッドレスタイヤを選ぶ際には、トラクションや燃費の希望レベル、使用される環境条件などを考慮する必要があります。
前シーズンのタイヤは使える?
前シーズンに使用したスタッドレスタイヤがまだ最適な性能を発揮しているかどうかを確認するためには、溝の深さを測定することが不可欠です。
もし溝の深さが半分以下になっていたら、そのタイヤは寿命が来ていることになります。
タイヤが摩耗してプラットフォームが露出している場合、タイヤは50%以上摩耗していることになります。
また、スタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面で十分な性能を発揮できるよう、柔らかいゴムでできています。
万が一、ゴムが硬くなったり、ひび割れたりした場合も、性能低下の原因になります。
一般的にスタッドレスタイヤの寿命は、製造年月日から4年以内とされており、タイヤのサイドウォールに4桁のシリアルナンバーが刻まれています。