衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)は、別名「先進緊急ブレーキ」と呼ばれ、歩行者の飛び出しなどに遭遇してドライバーがブレーキを踏むのが間に合わない場合でも、事故が迫っていることを検知して衝突前に自動的にブレーキをかけることができる最先端のブレーキ機構である。
日本では2012年頃からこのブレーキシステムの搭載が始まり、2019年には新型乗用車への搭載率が76.9%まで上昇しています。
この搭載率の上昇は、一般交通分野での事故死亡率の減少が期待されることに貢献していると思われます。
自動ブレーキは後付けできる?
現段階では、後付けできる自動ブレーキ装置は販売されていません。
自動ブレーキを作動させるには非常に緻密な制御と調整が必要なので、後付けで付けるのが難しいからでしょう。
後付け装備ではその細かな制御は難しく、今後も後付けの自動ブレーキの開発は難しいでしょう。